
こんにちは、ここです!
今回は、休職の診断書をもらった後の流れについてお話します。
私の体験が、少しでも皆さんの参考になればと思います。

こんにちは、ここです!ITエンジニア(社内SE)をしています。
入社3年目の3月末に、抑うつと診断され、6ヶ月休職をしました。
休職診断書をもらった日
この日は、午前中に病院に行きました。
合う薬が見つからず、症状も日に日に悪化していることから、「今のうちに休んだ方が早く治る」と言われ、休職の診断書をもらいました。
午後から出社する予定でしたが、前もってメール(LINE)で上司に診断書をもらったことを報告しました。
その後は、両親や友人にもLINEで報告しました。
そして午後、会社へ。
着いてすぐ、上司と人事と3人で話をすることになりました。
2ヵ月前から、体調を崩して病院に通っているのは知られていたので、比較的スムーズに受理されたと思います。
面談
私、直属の上司1人、人事1人の3人で面談をしました。
どのような流れで進んでいったかを順番にお話ししていきます。
1.現状報告
まずは、体調のことや通院のことを伝えました。
(例)
- 内科や耳鼻科に行ったけれど、体調不良の原因が分からない
- 心療内科で治療をしている
- めまいが治らない、全身が痛くてたまらない
上記のことを中心に、言える範囲でいろんなことを話しました。
その中でも、直属の上司に言われて、うっ…となったことが2つありました。
「休まないといけないほどしんどいの?」
体調を崩しても、ばれないように頑張ることができるタイプなので、気付かない人は全然いると思います。
仕方ないとは思いつつも、少し悲しかったです…。
内科や耳鼻科に行ったこと、心療内科の通院についての話をして、働きながらの薬物治療には限界があることをしっかり伝えました。
「他の病院でも、診てもらった方がいいんじゃない?」
言われた時は、まだ頑張らないといけないの?!となりました。
この頃はもう、体調は限界に近く、追加で病院を探す気力もありませんでした。
たまたま2つの病院に行っていたので(1つ目の病院と相性がよくなかった)、2つとも同じような診断結果だったと伝えました。

「自分が思っているほど他人は自分を気にしていない」っていうのは、間違ってはいないかもしれませんね…ムズカシイ!
2.改善してほしいこと
次に、会社に改善してほしいことは何か聞かれました。
細かいことを言ってもいいなら、いろいろあるのですが…(笑)
この時は、比較的言いやすい2つのことを伝えました。

この場で言い切れなくても、復職直前の面談でも言える機会はあるので、無理に全部言おうとしなくても大丈夫です!
とにかく部屋が暑い
年中暑かったです。
室温は大体28度くらい(一応、温度と湿度計で測りました)。
我慢し続けていたら、体温調節機能が上手く働かなくなりました…。
真冬でも、発熱インナーなしの春服で過ごしていても、寒くありませんでした。
音がしんどい
自律神経の問題で、音に敏感になってしまっていたので、段ボールを床に落とす音、くしゃみや内線の音が苦しかったことを伝えました。
私の部署はすごく静かなので、急な音はなんでもびっくりしてしまいます…。

どちらも改善していただき、復職後は働きやすくなりました!
3.休職についての説明
最後に、傷病手当金と有給休暇について話をしました。
傷病手当金の手続きは、ほとんど会社がやってくれるので、簡単に説明をしてもらうだけでした。
そして、有給休暇を休職前に使うかどうかを決めました。
基本的には、有給休暇を使ってから休職することが多いようですが、私は残しておくことにしました。
残した理由は、復帰後に休みが全くないのはちょっと不安だったからですが、どちらが正解かは分かりません。

分からないことは後でも質問できますが、どんどん質問しましょう。
診断書が受理された後
診断書の原本は会社に渡して、コピーしたものをもらっておきました。
そして、簡単に仕事の引き継ぎをして、その日は早めに帰らせてもらいました。

帰宅後、休職したんだと実感しました。
診断書提出時に気を付けること
私は、診断書の提出はスムーズにいった方だと思います。
実は、後輩も休職をしてしまったのですが、いろいろあったみたいです…。
後輩の話を聞いて、提出時に気を付けた方がいいなと思ったことがありますので、一つの参考として読んでください。
人事に頼れそうなら頼る
基本的に、最初に休職を伝えるのは、直属の上司になるはずです。
ですが、場合によっては、人事などの違う人の方がいい時もあります。
私は直属の上司1人と人事1人との3者面談でしたが、後輩は直属の上司2人との3者面談をしました。
後輩の時は話しを聞いてもらえず、診断書も受け取ってもらえませんでした。
次の勤務日の朝一に、家族が会社に電話して休職することに…。
人事などに間に入ってもらうことで、嫌なことを言われるのを防げたり、ルールに基づいて面談を進めてくれると思います。
はっきり意思を伝える
自分の意思をしっかりと伝えなければ、話を流されてしまいます。
例)「もう少し様子を見よう」、「他の病院でも診てもらおう」など
しんどいかもしれませんが、はっきりと休みが必要だということを伝えましょう。
まとめ
診断書をもらった時はほぼ限界の状態だったので、頭も回っていませんでした。
ほんとうに、スムーズに休職できてよかったです…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この体験が、少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。