
こんにちは、ここです!
今回は、抑うつと自律神経失調症の症状の一例を紹介しながら、私が実際に出ていた症状についてお話します。
私の体験が、少しでも皆さんの参考になればと思います。

こんにちは、ここです!ITエンジニア(社内SE)をしています。
入社3年目の3月末に、抑うつになり、6ヶ月休職をしました。
頭の症状
- 思考力・集中力の低下
- 物忘れが増える
- 頭が重い、ぼーっとする
- 意欲の低下、興味を失う
- 頭痛(緊張型・片頭痛)
- めまい、ふらつき
- 脳に霞がかかったような感覚(ブレインフォグ)
私は、めまいと頭痛が止まりませんでした。地面がずっと揺れているような感覚があり、毎日踏ん張って立っていました。
休職する1ヵ月前からは、言葉が出てこなかったり、一瞬で会話の内容を忘れるようになりました。
そして最後の方は、文章が読めなかったり、文字が書けなくなり始めていました。
目の症状
- 目の疲れ
- まぶたの痙攣
- かすみ目
職業柄、目は疲れやすいのですが、この時はずっと目が痛かったです。小さな虫が飛んでいる感覚もありました。
そして、視覚が過敏になりました。
太陽の光が眩しく感じ、日中に歩くのがしんどかったです。(某漫画の鬼のようでした)
人混みなどの視覚への刺激が多い場所では、気分が悪くなることが増えました。
耳の症状
- 耳鳴り
- 耳が詰まった感じ(耳閉感)
- 聴覚過敏
聴覚が過敏になっていました。
くしゃみや電話などの音に、敏感に反応するようになりました。
口・喉
- 食欲低下または過食
- 味覚異常(味を感じにくい)
- 口の乾き(ドライマウス)
- 喉の違和感(ヒステリー球)
ずっと喉がイガイガして痛く、乾燥もひどかったです。
そして、呼吸が浅くなったことで、体中に酸素を送ることができなくなり、体全体が不調になりました。

口の中が乾燥すると、虫歯などもなりやすくなります…。
心臓・胸部
- 心が重苦しい感覚
- 焦燥感、不安感
- 動悸
- 胸の圧迫感、息苦しさ
胸の動悸や圧迫感はずっと出ていて、苦しかったです。
涙が出やすくなっており、出社しても、トイレや廊下などで静かに泣いていました。
胃腸
- 胃の不快感、食欲不振
- 吐き気
- 下痢または便秘
- 過敏性腸症候群(IBS)のような症状
昔からお腹は弱いので、上記のほとんどの症状が出てはいましたが、スルーしていました。
私は、ストレスを感じると食欲がなくなるタイプなのですが、そのせいで体調を崩すことを何度も繰り返して反省していたので、途中からは食べるようにはしていました。

白米などはどうしても食べたくなかったので、うどんや春雨を食べていました。とりあえず食べることは大切です。
手足・四肢
- 倦怠感(特に朝)
- 重だるさ
- 手足の冷え、しびれ
- ふるえ
- 筋肉のこわばりや脱力感
手はたまにしびれていました。
最後の方は、少しふるえも出ており、ペンや包丁などが上手く握れていませんでした。
全身
- 慢性的な疲労
- 睡眠障害(不眠・中途覚醒・早朝覚醒)
- 朝が特につらい
- 微熱や体温調整の不調
・疲労感が抜けない
寝ても解消されることはありませんでした。
足におもりがついている感覚があり、階段を一段のぼるだけでも息が上がったりしていました。
・全身のコリと痛み
コリを通り越して、全身固くて痛くなっていました。
ストレッチをしていましたが、持久走をしているくらい息が上がっていました。
・朝がしんどくてたまらない
朝にとても弱くなりました。
6時に起きないといけない日があるのですが、その日は一日中、体が苦しかったです。
朝ごはんを食べなくなったり、化粧をしなくなったりとモーニングルーティンを省略するようになっていました。
・体温調節が上手くいかない
もともと微熱が出たり、体温調節が下手ではありますが、体温調節機能がよりおかしくなっていました。
真冬でも、防寒インナーなしの秋服でも寒くなかったり、寝汗が出ていました。
・乾燥肌の悪化
もともと乾燥肌ですが、いつもより乾燥していました。
頭皮も乾燥がひどくなり、頭がずっと痒かったです。
まとめ
思い返すと、体が限界のサインはたくさん出てはいたなと思います。
途中までは、いつかは自然に治るだろうと思っていましたが、毎日少しずつ悪くなる一方でした。
体調が悪い日が続いたら、自分で頑張りすぎず、病院に行って相談した方が早く治ると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この体験が、少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。