休職する前から復職までの流れ

休職する前から復職までの流れ

こんにちは、ここです!

今回は、私の休職する前から復職するまでの流れを簡単にお話します。

それぞれの詳しい話は、後日する予定です。

この記事はこんな方にオススメ
  • 休職するのが不安な人
  • 休職中で、社会に復帰できるか不安な人
  • ざっくり休職前後の流れを知りたい人
ここ
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こんにちは、ここです!ITエンジニア(社内SE)をしています。

入社3年目の3月末に、抑うつと診断され、6ヶ月休職しました。

休職する前から復職までの流れ

休職する前から復職までの流れを表にしてみました。

休職前については、体調が気になり始めたから書いています。

できごと体調
前年2月繁忙期全身のこり、疲労感
  3月繁忙期全身のこり、疲労感
  4月
  5月
  6月
  7月テレワークの廃止背中に激痛が生じる
  8月軽い熱中症になる
  9月背中に激痛が生じる
  10月喉の痛みが出る
  11月背中に激痛が生じる
  12月初めて寝坊するめまいが
某年1月涙が止まらなくなる、内科に行く全身が痛くなる
  2月繁忙期、耳鼻科と心療内科に行く体調の悪化、光や音に敏感になる
  3月繁忙期、休職する思考力が低下する
  4月休職1ヵ月目
  5月休職2ヵ月目
  6月休職3ヵ月目
  7月休職4ヵ月目
  8月休職5ヵ月目
  9月休職6ヵ月目、復職する

体調の違和感

体は弱い方なので、昔から、多少のしんどさは、しょうがないことだと思っていました。

また、ITエンジニアという職業柄、体のこりも仕方がないなと思っていました。

しかし、休職する約1年前から、今までと様子が違うなと感じる日がちらほら出てきました。

そして、背中の痛みが出始めた頃から、体調が一気に悪くなったと思います。

前年2月~3月

コロナ渦ということもあり、会社では、ハイブリッド勤務(オフィス勤務とリモートワークを組み合わせた働き方)をしていました。

ただ、この月は繁忙期ということもあり、オフィス勤務が中心でした。そして、ほぼ毎日、1~2時間ほどの残業がありました。

急な変化で体がついていけず、もともと出ていた、体のこりや偏頭痛、眼精疲労が出る頻度が増えていました

それぞれの症状を抑えるために、色んな市販薬を沢山使用していました。

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市販薬は用法・用量をちゃんと守りましょう。飲みすぎは、体に負担がかかります。

前年4月~6月

仕事が落ち着き、ハイブリッド勤務も復活しました。

2、3月は市販薬を沢山使用していたため、効果が薄れてきていたので、できるだけ飲まないようにしていました。

そして、少しずつ体調は回復しました。

前年7月~9月

色々な理由から、原則、テレワークが廃止になりました。

突然フル出社に切り替わったので、体が弱い私はついていけず、毎日へとへとでした。

外は暑く、会社での私の席はエアコンが効かなかったので、中も暑かったです。スポーツドリンクや塩タブレットを片手に仕事をしていました。

そして、数週間後、今までに経験したことのない背中の激痛が生じます

あわせて、メンタルも不調になりました。

前年10月~11月

この頃から、喉の痛みが出始めます

常にイガイガしており、呼吸もしにくい状態でした。

背中の痛みは、再発したり治ったりを繰り返していました。

ここ
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呼吸がしにくくなると、酸素が体内をうまく巡らなくなります。脳の働きの低下、頭痛、めまいなどの症状が現れます。

前年12月

入社して(3年目で)初めて寝坊をしました。この頃から、寝汗が出ていました

外は寒いのに、社内はとても暑く、体温調節が上手くできなくなりました

そして、めまいもこの頃から少しずつ出てきました

幸い、年末年始は1週間休みだったので、しっかり休むことにしました。

休職する直前

ここから、体調は急速に悪くなっていきます。

内科、耳鼻科、心療内科に行きましたが、間に合いませんでした。

某年1月

ある日、涙が止まらなくなりました

その日以降、めまいや頭痛が止まらなくなり、全身のこりもひどく、倦怠感もすごかったです

ここまで悪くなってしまうと、自力で治すのは不可能だと思い、心療内科に行くことを決めました

いきなり心療内科に行っていいのか分からなかったので、とりあえず最初は、内科に行きました

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体があまりにも痛すぎて泣いてしまいました。

某年2月

内科では特に大きな問題はありませんでした。念のため、耳鼻科にも行きましたが、ここでも特に何もありませんでした。

そして、2月中旬頃に、1つ目の心療内科に行きました。

しかし、病院が合わなかったので、2月末に、2つ目の心療内科に行きました。

2つ目の心療内科は自分に合っており、ここで経過を見ていくことになりました。

体調も悪化しており、光や音に敏感になっていました

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私は内科、耳鼻科、心療内科の順で行きましたが、症状に合わせて行ってください。

某年3月

働きながら薬で治すことになり、3種類ほど試しましたが、どれも副作用がきつく、合う薬がなかなか見つかりませんでした。

体調は日に日に悪化していました。

頭も回らず、直前まで何を話していたか分からない時も増えてきました。

文章を読むのも難しくなりました

働きながら治すのは厳しくなり、今のうちに休んだ方がいいということで、3月末に休職診断書をもらい、翌日から休職しました

そして休職へ

6ヵ月休職しました。これは、私の会社、勤続年数(3年)で休める最大日数です。

治った時点ですぐ復職する予定でしたが、思っていたより回復するのに時間がかかりました。

某年4月(休職1ヵ月目)

とにかく、寝たい時に寝て、食べたい時に食べていました

家事や趣味は、体力が無くてほとんど寝ていたので、あまりできていませんでした。

この頃にようやく、私に合う薬が見つかりました。

ですが、1ヵ月では、症状はほとんどよくなりませんでした

某年5月~8月(休職2~5ヵ月目)

ようやく、少しずつ回復し始めましたが、回復しては止まっての繰り返し

その都度、ストレッチや運動量を見直したりしていました

基本的には寝ていることが多かったですが、家事をしたり、友達と遊んだり、趣味のデザインの勉強をすることもできてきました。

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私は運動不足や日光を浴びていないのが原因の1つでもあったので、体を動かしていました。

某年9月(休職6ヵ月目)

6ヵ月はあっという間でした。めまいも体の痛みもまだまだ残っていました

ですが、復職しないといけないので、できるだけ症状を軽くするために、ストレッチや運動を直前までがんばっていました。

そして、体調に不安を残しつつも、9月末に復職しました

復職してからのこと

復職後は、時短勤務、時差出勤、リモートワークを取り入れながら、その時の体調に合わせて勤務することが出来ました

思考力と体力の低下から、ITエンジニアを辞めようかと思う時もありました。

ですが、ほんとに少しずつではありますが、回復しているので、とりあえず続けています。

とりあえず今のところは、大きな問題はありません。

ここ
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お医者さんと会社の人(人事)に、随時、ちゃんと相談することが大切だなと感じました。

振り返ってみて思うこと

早く体調の悪化に気が付いて、抑うつを防ぐことができたかと言われたら、微妙です…。

「自分ももっとがんばらないと」と思ってしまう性格なので、最後までがんばっていたと思います。

過去の自分にアドバイスをするとしたら、誰かに相談したり、しんどいことから距離を置いて休むようにすることを伝えたいです。

なかなか難しいんですけどね…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この体験が、少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。

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