
こんにちは、ここです!
今回は、休職中のお金のことをお話ししていきます。
私が実際に利用した制度についてお話します。
会社や住んでいる地域、病院によって異なる部分や利用できない可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、ここです!ITエンジニア(社内SE)をしています。
入社3年目の3月末に、抑うつになり、6ヶ月休職をしました。
傷病手当金
病気やケガで仕事を休み、給与がもらえない場合に、健康保険から支給される生活補助金です。
連続する3日間の待期期間の後、4日目以降の休業日から最長1年6か月間受け取ることができます。
勤務先の健康保険に加入していることが条件です。
私の場合、会社が手続きをしてくれたので、書類に必要事項を記入したり、書類を病院に持って行ったりするだけでした。
支払われるまでのスケジュール
初回の申請は1~2ヵ月かかると言われています。
それ以降は2週間~1ヵ月だそうです。
私が初めて傷病手当金を受け取った時のスケジュールは以下の通りでした。
- 3月末休職
約70日後 ↓
- 6月上旬会社から書類(健康保険傷病手当金支給申請書)が届く
約15日後 ↓
- 6月中旬振り込まれる
会社に書類が届いてから私の家に届くので、申請が通った正確な日は分かりませんが、2ヵ月くらいかかっていますね。
振り込まれるまでの約2ヵ月は、多少貯金があったので、ぎりぎりなんとかなっていました。
支給される金額
もらえる金額は、休む前の給料(月給)のおおよそ3分の2です。
ここから社会保険料を払いますので、お金の管理には気を付けましょう。
もらうためにやること
初回の申請が終わった後、「健康保険 傷病手当金支給申請書」が会社から送られてきました。
この書類を完成させると振り込まれます。
書類を作成する流れは以下の通りでした。
会社から書類が届く
↓
お医者さんが記入する書類を病院に持って行く
↓
後日、書類を受け取る
↓
必要事項を記入し、書類を会社に返送する
↓
指定の口座に振り込まれる
この流れを休職期間を延長するごとに行っていました。
私は休職期間を1ヵ月、1ヵ月、2ヵ月、1ヵ月、1ヵ月と延長していたので、その度に申請していました。

分からないことがあれば、人事に相談するのも手です。
休職中の社会保険料について
休職中でも社会保険料を支払う義務はあります。
私の会社では、休職期間中は会社が私の代わりに払ってくれていて、復職後に会社に返しました。
友人の会社では、毎月会社に社会保険料を振り込んでいました。
返し方については人事と相談し、以下の中から選べました。
- 一括払い(日程は任意)
- 分割払い(日程と金額は任意)
- 給料からいくらか引く(日程と金額は任意)
私は一括払いにしましたが、ちょっと失敗したなと思いました。
理由は、復職後は時短勤務で給料が下がっているのに、まとめて返してしまったことで、お金の余裕が完全に無くなりました。
どれが正解かは人によって違うと思います。
ボーナスはもらえるのか?
ありがたいことに、働いていた期間分のボーナスが支払われました。
必ずしも支払われるとは限らないので、もらえたらラッキーくらいの方がいいです。

就業規則に休職中のボーナスについて記載されていると思いますので、確認しておきましょう。
自立支援医療制度(精神通院)について
※自立支援医療制度は種類がいくつかあります。今回は精神通院の話になります。
精神疾患のある人が通院治療を続けやすくするために、医療費の自己負担を原則1割に軽減する制度です。
対象は統合失調症やうつ病などで、自治体に申請して認定を受ける必要があります。
薬代や診察代が対象になります。
必要な書類などの情報は、自治体(市役所など)のホームページに記載されています。
制度は、市役所に書類を提出した日から適用されます(申請の承認)。
3ヵ月~4ヵ月後、通院している病院に直接、受給者証が届きます(受給者証の交付)。
受給者証が届くまでは3割負担のままですが、後日病院で返金されますので、領収書は必ず残しておきましょう。
領収書は新しく1割負担になったものと交換します。
私は休職してからこの制度を知ったので、通院して1ヵ月半後くらいから利用していました。

お医者さんに作成してもらう書類が必要な場合もあります。余裕をもって書類を揃えましょう。
まとめ
余談ですが、休職前は、ストレスから散財していましたが、その後は落ち着きました。
前よりもモノを大切にするようになりました。
休職期間中は色々な制度を利用できますが、それでもお金のやりくりは大変です。
お金の管理と自分が利用できる制度をちゃんと調べることが大事になってきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この体験が、少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。